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    事務所移転のお知らせ
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    株式会社 鷹書房弓プレス
    代表取締役 寺内 由美子


    (2016年9月吉日)
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  現代言語理論の概説
[編著]西原哲雄・高橋 潔・中村浩一郎
[概要]人間言語の基本単位である音声の記述や観察を行う音声学、それらの規則性を扱う音韻論、単語の形成を扱う形態論、当該言語の正しい単語の並べ方を扱う統語論 (文法)、語・句・文の意味を扱う意味論、意味と形式とその使用者の関係を扱う語用論や、英語の歴史を扱う英語史などを包括的に学習できる本。
英語学や言語学を専攻する学生ための入門兼概説書。基本的な概念や専門用語をわかりやすく説明するとともに、理論の変遷や最新の研究成果も盛り込んだ。基本的に半期での使用を前提とし、各章はコンパクトにまとめられている。学生に言葉の不思議さや、隠れた規則性に興味を持ってもらうための書。
[目次]
第1章 統語論―――-――――――-――――――-――――――-――――――――5   
1.1 統語論・・・1
1.2 言語に対する直感・・・1
1.3 句構造規則・・・2
1.4 X’(エックスバー)理論・・・7
1.5 ミニマリスト・プログラム(MP)・・・18
1.6 カートグラフィー分析・・・24

参考文献・・・26

第2章 音声学・音韻論-――――――-――――――-――――――-―――――― 28
2.1 音声学とは何か・・・28
2. 2 発音記号と国際音声学協会(IPA)・・・28
2. 3 音声学の研究分野の分類・・・29
2. 4 発音器官・・・30
2. 5 音素と異音・・・31
2. 6 母音と子音・・・33
2. 7 母音・・・33
2. 8 子音・・・37
2. 9 音節構造・・・39
2. 10 リズム・・・44
2. 11 音声変化・・・45
2. 12 イントネーション・・・52
2. 13 音韻論とは何か・・・55
2. 14 音韻理論・・・55
2. 15 生成音韻論・・・56
2. 16 自然音韻論・・・61
2. 17 語彙音韻論・・・63
2. 18 音律音韻論・・・67
2. 19 音韻論と統語論とのインターフェイス
2. 20 最適性理論・・・74

参考文献・・・77

第3章 形態論――――-――――――-――――――-――――――-―――――― 84
3.1 形態論とは・・・84
3. 2 語構造とは何か・・・84
3. 3 形態論の役割・・・85
3. 4 派生接辞と屈折接辞・・・86
3. 5 派生・屈折・複合と接頭辞・接尾辞・・・87
3. 6 生成形態論とクラスI接辞とクラスII接辞・・・92
3. 7 語の右側主要部規則・・・96
3. 8 第一姉妹の原理・・・103
3. 9 阻止・・・106
3. 10 逆成・・・107
3. 11 異分析・・・108
3. 12 頭文字語・・・108
3. 13 混成・・・109
3. 14 短縮・・・110
3. 15 混種語・語源・・・111
3. 16 新語・流行語・若者語など・・・111
3. 17 その他・・・111

参考文献・・・112

第4章 意味論――――-――――――-――――――-――――――-――――――116
4. 1 主な意味関係・・・116
4. 1. 1 同義・・・117
  4. 1. 2 反意・・・117
  4. 1. 3 矛盾・・・117
4. 1. 4 (意味論的)含意・・・118
4. 1. 5 上下関係・・・118
4. 1. 6 前提・・・118
4. 1. 7 多義・二義・不明瞭・・・119
4. 2 意味に関する4つの理論・・・120
4. 3 成分分析・・・121
4. 4 形式意味論・・・122
4. 5 概念意味論・・・129
4. 6 認知意味論・・・134
4. 6. 1 プロトタイプ・・・134
4. 6. 2 メタファー・・・139

参考文献・・・143

第5章 語用論――――-――――――-――――――-――――――-――――――145
5. 1 発話行為理論・・・145
5. 2 会話仮説理論・・・150
  5. 2. 1 新グライス派・・・155
5. 3 ポライトネスの理論・・・158
5. 3. 1 Brown and Levinson (1987)のポライトネス理論・・・158
5. 3. 2 Brown and Levinson (1987)に対する批判と
Ide(1989)・井出(2006)・・・175
5. 4 関連性理論・・・177
5. 4. 1 関連性・・・178
5. 4. 2 関連性の原則・・・182

 参考文献・・・185

第6章 英語史――――――――――――――――――――――――――――― 189
6. 1 英語史の歴史区分について・・・189
6. 2 イギリスの先住民族・・・190
6. 3 ローマ人の襲来と征服・・・190
6. 4 ゲルマン民族による征服・・・190
6. 5 ヴァイキングの時代・・・192
6. 6 古英語の方言と文学・・・192
6. 7 古英語の借用語・・・193
6. 8 英語のアルファベット・・・195
6. 9 キリスト教とイギリス・・・197
6. 10 中英語概説・・・198
6. 11 近代英語の始まり・・・201
6. 12 英語の音声学・音韻論と英語の文法・・・202
6. 13 英語と聖書の関わり・・・208
6. 14 英語の辞書・・・210
6. 15 アメリカ英語とイギリス英語の将来・・・213

参考文献・・・215

[ISBN]:978-4-8034-0512-5
[判型・ページ数]:A5判・224pp.
[税込定価]:3,300円

 

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